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消費税のお話です。

今日は消費税のお話です。
私達、商売人は年間売り上げが一千万以上を対象に消費税をお客様から徴収し、国に納めなければなりません。
商売を始めて2年間、また法人化して2年間は免除されます。
単純計算ですが、800円の定食を食べたら消費税は64円です。
商売人はお客様から「864円」を頂かなければなりません。
しかし、多くの個人店や小さな食堂などでは頂いてないお店が多いです。
お客様の中には「コスパ→コストパフォーマンス」をよく口にされる方々がいらっしゃいます。
コスパ最高!って…
確かにコスパ最高ですよね。でもね、それはそのお店が自腹を切っているんですよ。
仕入れ食材に関しても、
大手企業のチェーン店なら食材も一括購入だから安く仕入れ出来ます。
しかし、小さなお店や個人のお店ならそうはいきません。
結局、価格での勝負では大手チェーン店には到底勝てません。
多くの個人店や小さなお店は、資金不足になり、税金滞納や家賃滞納、材料費未払い、給料未払い等に追い込まれ廃業になります。
ひどい経営者は2年ごとに「開店と廃業」を繰り返し消費税の支払いを免れています。
お客様から消費税を頂いていながらです。

消費税が上がると、また個人店や小さなお店が廃業するお店が増えてきます。